みなさんこんにちは!「eff子の自習室」です!
このページでは、木や植物等に関する素朴な疑問について、自分なりに調べて勉強していきます。
今日も最後までお付き合いいただけますと幸いです。
さて、今回は前回に引き続き、紅葉の仕組みについて調べていきます。
(前回ご覧になっていない方はこちらからどうぞ!
簡単におさらいすると、
・葉緑体にあるクロロフィルという色素が緑以外の光を吸収するため、葉は緑色に見える
・消費エネルギーを減らすため、冬には葉っぱを落とす
↑ この時、葉と幹の間に離層を作ったり、葉のクロロフィルを分解して養分に変えたりする
でしたね。
この事が紅葉とどのように結びついてくるのか、まとめていきます。
「葉が黄色や赤色に変わる仕組み」
・離層をつくっている時は光合成が止まる
・葉のクロロフィルは分解されて養分に変えられる
・クロロフィルが減る事で緑色が弱まる
葉が黄色になる仕組み(黄葉)
クロロフィルが減り、元から葉にあったカロテノイド(黄色系の色素)が目立つようになる
例)イチョウ
葉が赤色になる仕組み(紅葉)
クロロフィルが分解される一方で、アントシアニンという赤色の色素が作られる
赤色のアントシアニンが増えると、黄色のカロテノイドは再び目立たなくなる
例)モミジ
※葉の種類によって異なる色素を持つため、緑→黄→赤になる葉もあれば、ならない葉もある
また、種類によってはタンニンという濃い茶色の色素を持つものもある
おわり
紅葉は緑の葉が赤く変化する事だと思っていましたが、
実際には、赤や黄色の色素は目立たないだけで元々含まれており、
緑の色素が減る事でそれが見えるようになる、ということを初めて知りました。
また、葉が赤く色付く「紅葉」に対し、
イチョウのように葉が黄色く色付くことを「黄葉」ということも初めて知りました。
今日も最後までお付き合いいただいて、ありがとうございました。
それではまた、お会いしましょう。
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ではまた!