「1、1、2、3、5、8、13、21」という数列には前の2つの数列を足した数が並んでいくという規則性があります。

 1+1=2、1+2=3、2+3=5というように次の数字が作られていきます。

 この数列はフィボナッチ数列と呼ばれています。

自然界に潜む不思議な数列とは

引用:O-DAN(オーダン)

 なんとも奇妙な数列のように見えますが、自然界には、この数列に従っているものはたくさんあります。

 例えば一つがいの(2匹)うさぎが1ヶ月で大人になり、二ヶ月目から1つがいの子供増えて行く状況を考えましょう。

 1ヶ月目には1つがいのうさぎが二ヶ月目には2つがいになります。

 3ヶ月目には最初の1つがいのうさぎが子供をまた生むので3つがいになります。

 これを繰り返して行くと、4ヶ月目には5つがい、五ヶ月目には8つがいになります。

 このように生物の増え方はフィボナッチ数列に従うのです。

植物はフィボナッチ数列に従う

引用:O-DAN(オーダン)

 このフィボナッチ数列を一つ前の数字で割って行くと、3を2で割ると1.5、5を3で割ると1.67、8を5で割ると1.6になります。

 こうして数字を追いかけていくと、やがて黄金比である1.618に近似されていきます。

 黄金比とは最も美しいとされる数字の比率です。

 不思議なことに植物もこのフィボナッチ数列に従っていきます。

 植物の茎につくの葉の位置はランダムについているものではありません。

 植物の葉は光が満遍なく当たるように少しずつ葉の位置をずらしてつけていきます。

 葉のつき方は「葉序」と呼ばれます。どの程度の角度でずれるかは植物の種類によって決まります。

 1/2 (180), 1/3 (120), 2/5 (144), 3/8 (135) と下から順に角度を変えて葉をつけて行くことで、最も効率よく光を吸収できると言われています。

 この分子と分母はそれぞれフィボナッチ数列に従って並んでいます。

葉のつき方は工夫に満ちている

引用:O-DAN(オーダン)

 360度を黄金比の1.618で割ると222.5度になります。

 小さい方の角度は360−222.5=137.5度となります。

 植物の葉がこのような角度で、茎や枝から生えているのは、全ての葉が重なり合わずに光を効率よく受光するためや、茎や枝の強度のバランスを均一にするためと言われています。

 最も黄金比のような複雑な葉のつき方はできないので、その比率に近い2/5 (144), 3/8 (135) といった角度を選択している植物が多いようです。

最後に

引用:O-DAN(オーダン)

 植物はこのように長い年月をかけて、環境に順応していきました。

 環境に順応するというものは、時に大変で苦労を伴います。

 われわれ人間は時に、その環境変化のストレスに耐えれなくなることがあります。

 そのような時は、植物のようにじっくり時間をかけてみてもいいのかもしれないですね。

 以上が、”植物は黄金比によって全て成り立っている!?自然界に潜む不思議な数列とは” の説明になります。最後まで読んで頂きありがとうございます。

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※アイキャッチ画像引用:O-DAN(オーダン)